記録しているつもりでも、あとから探せないことがあります。退勤時刻はメモアプリ、作業画面の写しは写真アプリ、業務の指示はチャットの履歴。置き場所が増えるほど、あとで照合する手間が増えます。
その日の時刻、理由、関連する画像や録音を同じ日付へまとめる。そして月ごとに見直す。 これが、無理なく続けやすい形です。
1日1回、同じ場所にまとめる
タイミングを固定します。職場を出た直後、電車の中、家に着いた直後。自分が続けやすい場面を1つ決めます。
記録する項目は、多くても次の範囲です。
- 到着した時刻、職場を出た時刻
- 勤怠システムに入力した時刻
- その時間に何をしていたか(ひとことで十分)
- カテゴリ(持ち帰り、休日対応、早朝出勤など)
- 画像(勤怠画面、作業画面、掲示、手書きの指示)
- 音声メモ(文字を打てない日は、話して残す)
全部を毎日埋める必要はありません。時刻だけの日があってよく、書き漏らした日は後から追加できます。
到着・退出と、実際の労働時間を分けて考える
職場へ到着した時刻や、建物を出た時刻は、勤務状況を振り返る手がかりになります。一方で、それだけで労働時間の始まりと終わりが決まるものではありません。
休憩、私用、出張、在宅作業、持ち帰り作業など、その日の状況はメモで補います。タイムカード、PC使用記録、メールやチャットの日時など、客観的な記録とも照らし合わせます。
月ごとに見直す
週末か月初に、1か月分をまとめて見ます。
- 抜けている日がないか
- 勤怠入力上の時刻と、自分の記録に差がある日はどこか
- 客観的な資料と並べたとき、説明が必要な日はどこか
- メモや画像が、正しい日付に結びついているか
厚生労働省は、労働時間の把握について、タイムカードやパソコンの使用時間の記録などの客観的な記録による確認を説明しています。自分のログは、その確認に持っていく材料として整えます。
必要になったらPDFかCSVへ書き出します。書き出したファイルは、自分が共有シートで渡し先を選んだときにだけ外部アプリへ渡ります。
位置情報を使った自動記録について
自動記録は次のバージョン1.0.1で提供予定です
現在App Storeで配信しているのはバージョン1.0です。勤務先の出入りを記録のきっかけにする機能は公開版にまだ含まれていません。バージョン1.0.1で提供予定ですが、公開時期は確約できません。
現在の公開版では、到着・退出の時刻とメモを、その場で入力して残します。
バージョン1.0.1で利用できます
位置情報の許可を「常に」にすると、登録した勤務先1か所の円形領域への入域・退域をiOSが検知し、勤務ログへ反映します。
保存するのは入域・退域のイベントだけで、移動経路や連続した位置履歴は保存しません。記録は端末内にとどまり、雇用主や第三者へ自動送信されません。
電波環境、端末状態、iOSの制御によって遅れや誤差が生じます。常時・即時・正確な記録を保証するものではなく、アプリを明示的に終了している間の動作も保証できません。反映された時刻を確認し、実際と違う日は修正してください。
端末内で、見返せる形にする
「退勤時間チェッカー」は、日付ごとの時刻、業務メモ、カテゴリ、画像、音声を同じ画面へまとめ、勤務時間を集計します。
録音は再生、一時停止、シーク、1.0x・1.5x・2.0x再生に対応します。文字への変換と要約も端末内で行い、独自サーバーや外部のAI APIへ送信しません。
アカウント登録、クラウド同期、広告、解析SDKはありません。
よくある質問
バッテリーが心配です。
バージョン1.0.1の自動記録で扱うのは、登録した勤務先1か所の入域・退域イベントです。移動経路や連続した位置履歴は取得・保存しません。実際の消費は端末状態や利用環境で変わります。
過去の日付も入力できますか。
できます。日付を選んで記録を追加・修正できるので、あとから思い出した分を足せます。
iPhone以外でも使えますか。
現在の案内対象は、iOS 17.0以降のiPhoneです。対応状況はApp Storeの互換性表示をご確認ください。
位置情報があれば、正確な勤務時間になりますか。
なりません。バージョン1.0.1の自動記録でも地域判定には遅れや誤差があり、到着・退出と実際の労働開始・終了も同じとは限りません。反映結果を確認し、客観的な記録とあわせて使います。